前回、8月に旅行したバリ島の大まかな総予算について書きました。
今回はハイシーズンの8月に旅費を安く抑えることができた大きな要因である、バリ島発ガルーダ・インドネシア航空の直行便の片道チケットについて、もう少し詳しく説明していきます。
通常、LCC以外の海外航空券は、片道より往復で買った方が断然安いのですが、ガルーダ・インドネシア航空は、現地(インドネシア)発のみ片道でもプロモーション価格で航空券を販売しています。
ガルーダ・インドネシア航空の直行便のタイムスケジュール
まずは2016年度の日本〜バリ島間の時刻表です。成田、関空からバリ島への直行便は1日1便運行しています。
現状、日本とバリ島間の直行便を就航しているのは、ガルーダ・インドネシア航空だけになります。
通常期は往復6万円前後で見つかるこの直行便ですが、年末年始、ゴールデンウィークと、ハイシーズンの7〜8月は往復10万円超えは当たり前。日本の夏休みと重なるお盆の時期は15万以上になることもあります。
が、公式サイトには「ECO SPECIAL PROMO」という特別料金が存在します。
公式サイトのプロモーション価格「ECO SPECIAL PROMO」とは
ガルーダ・インドネシア航空の公式サイトから購入できる「正規割引運賃」の1つです。
私が実際に利用した、8月6日(土)バリ島発関西空港行きの片道チケットは、IDR3,211,600(インドネシア・ルピア)でした。当日の決済レートで25,350円。
往路はエアアジアの経由便を利用し往復で53,720円。出発まで1ヶ月を切っていたこともあり、往復ガルーダ・インドネシア航空の直行便だと14〜15万円してました。
片道だけでも直行便が使えれば肉体的にも楽だし、現地での時間を有効に使えると判断し、イレギュラーではありますが、それぞれ片道づつの発券となりました。
ただし、「ECO SPECIAL PROMO」は料金が安い代わりに、条件面で他の運賃に比べると様々なデメリットがあります。
と言っても「マイレージが加算されない」、「変更手数料が割高」、「子供料金と幼児料金の割引率の違い」、「事前に座席予約不可」など、料金が安いメリットとから言えば大したことありません。
受託荷物も通常のエコノミークラス同様、30kg(Eチケットで確認したところ46kgまで可)まで預けられます。
最大のネックは「ECO PROMO SPECIAL」がバリ島発着の往復、又はバリ島発の片道にしか適用されないこと。
日本発の片道はもちろん、バリ島発の片道分が「ECO PROMO SPECIAL」でも、日本発の往復にすると値段の高い「ECO PROMO」からの価格設定に自動で切り替わってしまいますし。
と言うことで、バリ島まで往路はエアアジアなどのLCC利用が必至になりますが、往復LCCより安くなったり、お土産をたくさん買っても帰りは荷物を預けられたり(LCCは預け荷物代が別途で必要)、ハイシーズンならお得な方法になることも。
私のケースでは関空から関東までの移動費を考えても、往復エアアジアを利用するより1人1万円以上は安くなりました。
高い航空券しか見つからない時は、とりあえず検索してみる価値はあると思います。
ちなみにH.I.Sが運営している海外航空券予約サイト「サプライス」でも、海外発券の航空券を購入できるようになったみたいですが、「ECO PROMO SPECIAL」は適用されず63,040円と表示されました。
必ず以下の公式サイトから検索して下さい。
検索方法
チケットの購入に必要なのは「クレジットカード」、「メールアドレス」、「住所と電話番号(日本)」くらいです。クレジットカードは日本発行のもので問題ありませんでした。VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレスの他、JCBも利用可能です。
まずはガルーダ・インドネシアの公式サイトへ。
片道を選択し、出発地をDPS(ングラ・ライ国際空港)、到着地を選択し「予約・購入」をクリック。
フライトを選択
直行便のフライトの「ECO PROMO SPECIAL」を選択し(経由便も表示されています)、「Continue」をクリック。
名前、メールアドレス、電話番号などを記入し「Continue」を再度クリック。
マイレージ番号の記入項目もありますが、「ECO PROMO SPECIAL」の場合はマイルの加算はありません。
航空券の購入
「カードの情報」、「住所」、「メールアドレス」など必要項目を記入し、「Continue Payment」をクリック。
海外サイトだと、現地発行のカードしか使えないこともあるのですが、日本発行のクレジットカード(JCB)で無事に決済できました。
余談ですが、最初に使った「楽天カード」では決済できませんでした。5分後に楽天から電話があり、「海外サイト」で利用した場合は自動的にカードをロックすることがあるそうです。
確認が取れれば決済できるようです(別のカードで決済したためキャンセルを依頼)。思わぬ形で楽天カードのセキュリティーが、意外とちゃんとしていることを確認できました。
決済確認画面
6桁の予約番号が表示されるのでメモをしてください。もちろん、記入したメールアドレスにEチケットが届きます。
WEBチェックイン
ガルーダインドネシアのWEBチェックインは出発の24時間前からになります。
なお、「ECO PROMO SPECIAL」で購入したチケットは、事前に座席の予約ができないため、WEBチェックイン時に初めて座席を指定できます。
隣同士の席を確保したい時はなるべく早くWEBチェックインしましょう。
なお、WEBチェックイン後に表示されるのは「確認証」で「航空券」ではありません。ング・ラライ国際空港のガルーダ・インドネシア空港のカウンターにて、チケットの発券が必要になりますのでご注意下さい。
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